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WORLD

​舞台

こことは異なる世界、異なる宇宙。

そこにひっそりと浮かぶ星。

それがこの物語の舞台、"ディジゼレア"である。

種族

この星の人口の殆どはカービィ。

しかしひっそりと別の生命体も存在しているようだ。

カービィ:憑星族

 

皆さんお馴染みのカービィ。

別名"星憑き""星宿り"とも呼ばれる。

長い年月の間にすいこみやホバリングはおろか"コピー能力"まで衰えてしまっている個体が大半。

しかしその退化の代償か、"コピー能力"が変質して生まれた"固執能力"を獲得している。

カービィ:混獣族

 

憑星族が別生物の遺伝子を取り込んだことで生まれた所謂"獣混じり"。

その影響か能力の変質が強まっており、殆どの個体が固執能力を獲得している。

また、何の獣が混ざっているかで能力の系統が決まるという特徴がある。

 

(狐なら[ファイア][エスパー]系統、鳥なら[ウィング][トルネイド]系統など)

髪の生えた個体が存在するが、これは水中で酸素を取り込むための"エラ"のようなもの。

厳密には憑星族の亜種にあたる。

-"竜"の混獣族

 

能力系統は[アイス][スパーク][ファイア]系統と物体変換能力。

かなり強力な能力の持ち主が多く、能力の発現も他の種族より早かったがため、

 

能力の概念がまだ無かった時代に「災いを呼ぶ」と思われてしまい、憑星族の迫害を受け最終的に地上を追われてしまった。

その偏見は形を変えつつ今も憑星族達に根強く残っている。

カービィ:珠翠族

 

憑星族の突然変異種で、無機物(主に鉱石や金属)が身体から生えるという特徴をもつ。

生み出された鉱石・金属は"魔晶鉱(エーデルナイト)"と呼ばれ、魔術の発動に欠かせない媒体となる。

それが原因となって乱獲され、現在絶滅危惧種。

カービィ:魔法族

 

憑星族と珠翠族のハーフの突然変異。

"すいこみ""ホバリング""コピー能力"を完全に失っており、"固執能力"も保有していない。

ただし魔術適正(=精神力)は高く、

 

これは極小のエーデルが身体の至る場所に散りばめられており共鳴反応が起きるためだと考えられている。

元々憑星族とは同じ系統の種族だったため、外見では見分けがつかないほど瓜二つ。

最近の研究で目の形が若干違うという結果が出たらしいが、カービィはともかく人間には何が違っているのか分からない。

 

ダークマター

 

破壊的思想をもつ侵略型生命体。

滅多にこの星には接近しないが、確認された場合は排除対象となる。

外界侵入者

 

異世界・異次元から引き寄せられこの世界へとたどり着いた生命体。

個人差はあるが体構造が変化したり、"特異な能力"を発現した個体が多い。

これは"異空間ホール"と呼ばれる時空の裂け目を通り、高エネルギーに晒され続けたため。

その他

少数派の亜種である"瞳佩び""骨竜"などが存在する。

国・勢力

この物語に深く関わる8つの勢力達。

灰屋棟

ジアシースティ連邦帝都近くで鉄工・リサイクル業を営んでいる小さな工場。

しかし何の因果か様々な事件に巻き込まれていってしまう。

オーレリーズ

 

9人のメンバーで構成されている殺しはナシの何でも屋。

メンバー内に"連邦脱走者"がいるため連邦からは正体を隠して行動する身。

とある目的から灰屋棟のメンバー"フィロ"を狙っている。

ジアシースティ連邦

 

憑星族の住む北の大陸"ジアシースティ"を治める巨大連邦国家。

能力・科学技術の発展した国。

実質的統治を行う11の"中央省庁"と、それらを監察・補佐する3つの"連邦直下機関"、そして皇帝の坐す"中央連邦府"からなる。

 

イルミーク法王領

 

法王治める魔法族達の魔術国家。

ジアシースティ連邦とは逆に魔術を生み出し発展させた国。

世界最大の宗教"ファコル教"の総本山であり、宗教国家としても知られる。

"聖騎士"率いる"騎士団"が国防を、"法王庁"が行政を担当している。

クロノティア

 

混獣族達の住んでいる自然豊かな大陸。

国家形態をもたない"連合自治州"で地区毎に違うリーダーが管理をしており、

 

年に2回"大陸会議"を行う以外は殆ど地区同士では関りをもたない。

ジアシースティ連邦以上に能力主義なため、能力が原因の虐待や差別が問題になっている。

 

“双竜空都"ローレンローライ

 

遥か昔、憑星族や魔法族の迫害を受けて地上を追われた"竜"達の造った国。

 

雲の性質を変化させて成形する"雲工学"が盛ん。

 

現在は大きく2つの派閥に分かれており、

 

憑星族達と友好関係を築こうとしている"穏健派"と、復讐として憑星族達を根絶やしにしようとする"過激派"がそれぞれ争っている。

 

角折り

 

竜の混獣族に強い憎しみを持った者達のテロ集団。

 

竜を根絶やしにすることが目的で、地上に降りてきた竜の混獣族を次々と殺害している。

 

英雄視する民間人も多く、連邦も簡単に手を出せない状況にある。

 

"角折り"という名前は、殺した竜の混獣族の角を必ず折っていくことから、民間人がつけた名前がそのまま定着したもの。

 

ちなみに折った角は魔晶鉱と同じように貴重な素材として売られ、資金源になっているらしい。

 

イコトフル聖樹教団

 

各地で暗躍する謎の宗教集団。

 

"樹"を崇拝対象としており、残虐な儀式を行っている狂気の教団。

 

"史上最悪の犯罪集団"として連邦や騎士団に追われている。

能力

個体に備わっている"力"そのもの。

生まれた時から保持している者もいれば、何らかの原因で後天的に発現する者もいる。

コピー能力

 

自分以外の物体を取り込みその性質を複製して我がものとする能力。

元々はカービィという種族が血族的に保有していた能力だったが、現在扱える個体は減少している。

固執能力

 

コピー能力が突然変異によってある一つのコピーに固執して派生し生まれた能力。

保有している者は通称として"固執者(ホルダー)"と呼ばれる。

約1600年前に当時のジアシースティ大陸で最初の固執者が生まれ、それから爆発的に増えていったとされている。

 

派生したコピーによって分類されているが、変質しすぎて元々のコピーが何だったのか分からない能力も多く確認されている。

 

異能力

 

外界侵入者が保有する謎の能力。

 

固執能力によく似ているため現状同じ分類がなされているが、その発現メカニズムなどは未だ解明には至っていない。

 

魔術

 

エーデルナイトの内包するエネルギーを利用し、自らの精神力を放出機構とすることで攻撃を行う戦闘術。

 

"固執能力""コピー能力"そのどちらももたない者の戦闘手段として能力発現380年後に当時のイルミーク共和国で考案された。

 

自らエネルギーを生成し放出する『能力』とは違い、外部エネルギーを自らの"強い意思"によって操る術のためある程度の素質と鍛錬を必要とする。

 

操ることのできるエネルギーはエーデルのもつ"属性"によって変化する。

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